CONNECTING THE WORLD WITH ART

heart and art

heart の中には ARTがある。
ARTを通じて世界をつなげよう。

アフリカの子供達に絵の描き方を教え、優秀な作品をその場で買い付けて持ち帰り、
キュレーションして価値を生むプロジェクト。

HISTORY

アーティスト鈴木掌(以下、私)が過去5年間過ごしたルワンダの地で、2019年に子供にアートを教えはじめたのをきっかけに始めたプロジェクト。単なる思いつきで始めたアートワークショップから思いがけず次々と傑作が誕生し、その場で買い取ったところ、その子供や母親が泣いて喜ぶ姿を見て、「私の今後の人生の多くを費やすべきことかも知れない」と思うほど感動的なエピソードになる。また、作品を日本に持ち帰った所、私のクライアント達にも好感触を得たため、発足に至った。

プロジェクトの魂、デイビッドとの出会い

デイビッドはルワンダの首都キガリに位置する創作日本料理レストラン、KISEKI で出会った少年。彼の母がこのレストランで働いており、お店の紹介で出会った。

彼は2歳の頃より重い肝臓の病気を患っており、ずっと人工透析の管が通った状態で16歳まで生きてきた。そのせいか体がまだ小さく、見た目はまだ10代に満たない少年に見えた。

その特殊な身体的状況から、学校ではいじめられ友達もどうやらおらず、管がとても臭うため、家族ですらなかなか一緒に眠るのもままならず、おばあさんの家で暮らしていた。

そんな彼が、私の最初のアートワークショップに参加した時、もちろん当時の私には彼の境遇など知る由も無かったが、決して”上手”ではない彼の絵にどこか光るものを感じ、彼の絵を買うことにした。

すると彼の絵は回を重ねるごとにオリジナリティのある、素晴らしい作品を産んだ。
そして、何より、彼の作品が仕上がった時の誇らしい笑顔に私自身心打たれた。

おそらく彼の人生で初めて、自分の価値を認めてもらえた”絵を描く”という行為に誇りを持つことが出来たという事だと思う。

僕が彼の絵を買い続け、そしてより高い価値をつけて売ることで、彼自身の力で病気の治療費を稼がせて、治療し、そして将来世界屈指のアーティストに育て上げる事がこのプロジェクトの第一の目標になった。

しかし、その思い虚しく、この数ヶ月後に彼は急死してしまう。
最後に彼と会ったのは日本帰国の空港に向かう前。何か言いたそうに、幸せ一杯の表情で、まるで仏のような笑顔が忘れられない。

その事から、デイビッドの様に、自分の才能が開花して間もなく、または開花する前に命を落とす子供達をアートを通してすぐに救う事。このことがこのプロジェクトの目的になった。

このプロジェクトのロゴは、生前のデイビッドに描いてもらったheARTの文字を使用している。